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■時代別ことわざを整理しました
13世紀
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A friend in need is a friend indeed.
まさかの友こそ真の友
- All is not gold that glitters.
光るものはすべて黄金であるわけではない。
(人は見かけによらぬもの)
- Better an open enemy than a false friend.
虚偽の友より公然の敵
(虚偽の友の方が危険との教え)
- Constant dropping wears away a stone.
点滴石をうがつ
ギリシャ・ローマのことわざ。
微力でも根気良くやれば成功する
- Murder will out.
殺人は必ず露見する。
- The proof of the pudding is in the eating.
プリンの味は食べてから。(論より証拠)
14世紀
- A burnt child dreads the fire.
火傷をした子供は火を恐れる。
一度の失敗で苦い経験を繰り返さないようになる。
- Look to the end.
終わりに注意せよ。
ラテンのことわざ。結果を考えるのが大事。
- All is well that ends well.
終わりよければすべてよし
シェークスピアにも引用されている。
- Like to like.
類は友を呼ぶ。
古代ローマのことわざ。
- A fools bolt is soon shot.
馬鹿はすぐ矢を射る
(馬鹿の一つ覚え)
すぐ奥の手を出して行き詰まる。
- A rolling stone gathers no moss.
転がる石にコケむさず
(石の上にも3年)
ギリシャの昔からの言葉
- Leave well alone.
良いものはそのままに。
せっかく調子の良いものをいじって故障さすのは愚である。
- Manners make the man.
礼儀作法が人を作る。(氏より育ち)
- Misfortunes seldom(never) come singly.
禍は一人では来ない。
(すぐ後から別の不幸が続いて起こる。)
- more haste , less speed.
せいてはことを仕損じる。
speed はもともと「成功」の意味。
- Practice what you preach.
自ら説くところから実行せよ。(隗より始めよ。隗は、郭隗(かくかい)のこと)
言い出した者から始めよ。
- Silence gives consent.
無言は承諾のしるし。
- Two heads are better than one.
2人の知恵は一人に勝る。(三人寄れば文殊の知恵)
15世紀
- A bird in the hand is worth two in the bush.
手中の一羽は、藪の中の2羽の価値がある。
(あすの百より今日の50)
- Blood is thicker than water.
血は水より濃い。
- Discretion is the better part of valor.
分別は勇気の大半である。
(君子危うきに近寄らず)
- Enough is as good as feast.
腹いっぱいはご馳走と同じ
- Least said ,soonest mended.
言葉少なければ、改めるのも容易。(口は災いの元、言わぬが花。)
(The least said, the better.((ことわざ)) 言わぬが花.)
- Like father ,like son.
この父にして、この子。
ローマ時代の古いことわざが英語に入りました。
- What is bred in the bone will not out of the flesh.
骨にしみこんだものは、身体から抜けない。(三つ子の魂百までも)
持って生まれた性質はかわらない。
out=go out, well-bred育ちのよい
16世紀
- A fool and his money are soon parted.
馬鹿と金はすぐ分かれる。
(馬鹿の金に明日なし)
- Look before you leap.
良くみてから飛べ。(転ばぬ先の杖)
- Lookers-on see most of the game.
傍観者が最もゲームを知っている。(岡目八目)
- Do not look a gift horse in the mouth.
贈られた馬の口を覗くな。
贈られた品の値段を確認したりすべきではない。
紀元前ローマのことわざ。
- Everything comes to him who waits.
全てのもはそれを待っている人にかなえられる。
(果報は寝て待て)
- Fortune knocks once at everyone's door.
幸運はだれのドアも一度は叩く。
幸運は誰にでも一度はおとづれる。(だから逃すな。)
ジュリーアンドリュースの座右の銘です。だからその日のための準備を怠るな、といってます。
- God helps them who help themselves.
神は自ら助くものを助ける。
元は古いローマのことわざ。(自分で努力するものを神は助ける。)
- Good wine needs no bush.
良酒には、看板は不要。bush は「つた=昔の看板」
- Honesty is the best policy.
正直は最良の政策。
正直で信用を得れば、成功する。
- A wise man is never less alone than when alone.
賢者は孤独のときほど友が多い。
ローマ時代のことわざ。
- Dog does not eat dog.
犬は共食いをしない。
仲間同士がお互いを食い物にすべきではない。
- Every dog has his day.
どんな犬も得意の日がある。(犬も歩けば棒にあたる=出歩けば思わぬ幸運にあたる)
(一生のうちでは楽しいときがある。)
- Every man is the architect of his own fortunes.
全ての人は自分の運命の建設者である。
ラテンの古いことわざ。
- Early to bed and early to rise makes a man healthy ,wealthy and wise.
早寝早起きは、人を健康、富裕そして賢明にする。
(早起きは三文の得)
- It is easy to be wise after the event.
事後で賢いは易い。
事が起きた後で、批判するのは容易である。
- Marriages are made in heaven.
夫婦は神によって結ばれる。
誰と誰が結婚するかは神様が決めるもの。
だからキリスト教国では、離婚が許されないというところがあるのですね。
- There is no accounting for tastes.
趣味は説明できない。(蓼食う虫も好き好き)
- Whom the gods love die young.
神に愛される者は若くして死ぬ。
ギリシャ・ローマのことわざ。whom の前のthose は省略されている。
17世紀
-
A bad workman quqrrels with his tools.
下手な職人は道具を責める。
(弘法筆を選ばず)
quarrels with は、blames で代替可能。
- All sorrows are less with bread.
パンがあれば悲しみもやわらぐ
セルバンテスの「ドンキホーテ」から
- Ill news travels fast.
悪事千里を走る。
悪いことはすぐに広まる。
- All work and no play makes Jack a dull boy.
勉強ばかりして遊ばない子は、馬鹿になる。
- A drowing man will catch at a straw.
溺れる者はわらをもつかむ
(窮鳥枝をえらばず)
ローマの哲学者セネカの言葉
- A friend to all is a friend to none.
万人の友は誰の友でもない。
(八方美人頼むに足らず)
ギリシャの哲学者アリストテレスの言葉
- All is fair in love and war.
恋と戦争は手段を選ばない。
(勝てば官軍)
- Everybody's business is nobody's business.
みんなの仕事は、誰の仕事でもない。(=連帯責任は無責任)
- Never too old to learn.
学習に年は関係ない。
古代ローマのことわざ。
- Pity is akin to love.
憐れみは愛に近い。
- Poverty is no sin.
貧乏は罪ではない。
- The darknest hour is that before the dawn(ドーン).
最も暗い時間は夜明け前である。
事態の悪化は好転のきざしである場合が多い。
- What can't be cured must be endured.
癒すことのできないものは耐えなければならない。(諦めが肝心)
フランスから入ったことわざ。
18世紀
-
A creakeing gate hangs long on its hinges.
鳴る戸は長くもつ
=Threatened folk live long.弱い人は長生きする。
(やなぎに雪折れなし)
- Be just before you are generous.
寛大である前に公平であれ。
(施しをする前に借金を返せ)
- A Jack of all trades is master of none.
何でもやる人は何一つ秀でていない。
(多芸は無芸)
- A little learning is a dangerous thing.
少しの勉強は危険である。
(生兵法は怪我のもと)
- Absence makes the heart grow fonder.
逢わねばいや増す恋心
離れていれば欠点を忘れ、美点がこころに残る。
- It never rains but it pours.
降れば土砂降り(弱り目に祟り目。)
悪いことは重なるものである。
- It takes two make a quarre.
けんかはひとりではできない。
19世紀
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Do not cross the bridge before you come to it.
渡らぬうちから橋の心配をするな。(取り越し苦労をするな)
- Don't whistle untill you are out of the wood.
森を出ないうちに口笛を吹くな。(ぬか喜びをするな。)
聖書
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A man cannot serve two masters.
2人の主人に仕えることはできない。
(二束のわらじを履くことはできない)
<神と冨に仕えることはできない。ルカ、マタイの福音書>
- A soft answer rurns away wrath.
やわらかい答えは怒りをそらす。
(笑顔に刃は向けられぬ)
旧約聖書「箴言」はげしい言葉は怒りをかりたてる。
- Do as you would be done by.
汝の欲するところを人に施せ
「ルカの福音書」「マタイの福音書」
- It is more blessed to give than to receive.
与えるは受けるより幸いなり。
新約聖書「使徒言行録」
blessed は、ブレシデュ
- The love of money is the root of all evill.
お金を愛することは、すべての悪しきことの源である。
新約聖書「テモテへの手紙」
(The poverty is the root of all evill.貧困は…)マーク・トウェイン
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