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■英語の敬語と丁寧表現
- 敬語はないが、丁寧な表現や控えめな表現が英語にはあるようです。
敬語といえば、儒教に影響をうけた韓国の絶対敬語がありますが、神の下に平等なキリスト教の影響を受けた英語に敬語のようなものは無いのは理解出来ます。
しかし、スムースなコミュニケーションのために、丁寧な表現や相手を思い遣った表現はあるようです。
例えば、
NO は、はっきりいわない。相手の発言に対し、いきなり発言内容を無視するような言葉の使い方は、日本におけると同じく失礼な場合があるようです。
日本と同じような受け方が英語にもあります。
I can see your point ,but 〜 「あなたのいうこともわかるが、〜」
I can see what you are saying , but 〜も同じ。
That could be true, but 〜「そうかもしれないけれど、〜」
You may be right ,however ~「あなたの言っている事が正しいかもしれないが、〜」
That's possible ,but 〜「その可能性はあるかもしれないが、〜」
このような言葉をいれれば、言いたい事を主張するだけより大人の会話に近づいた気がします。
仮定法過去も、丁寧表現のためには有用な文法です。
仮定法過去は、現実と違うことを表現する文法です。
「私が鳥だったら」と、私が鳥でないことを前提に話されます。そこで、仮定法過去を使って「依頼」をすると、もともと無理なことだとわかっていますが、御願い出来ますかというニュアンスで、相手の心の不安を減らすようです。
英語らしくない回りくどい表現のような気がしますが、これがいいようです。
他にも、受動態というのありました。能動態でことは足りるのに何故受動態が必要かとも思われますが、受動態にすることにより、丁寧表現になるようです。
You gave me a wrong information .
「あなたは、私に誤った情報をくれた。」
主語の位置にある人の顔はつぶれてしまいます。
そこで、I was given a wrong information .とし、最後の by you を省略すれば、相手の体面は保たれます。
相手の体面を保つような表現を探すのは、日本も英語の国も同じようです。
また、進行形も一時的な意味合いをもつことから、ていねいな表現になる場合もあります。
I hope you'll join us.
あなたの参加を希望している。
↓
I'm hoping you'll join us.
あなたの参加を今一時的に希望しています。
現在時制は、今を中心に少し前、今、少し未来を含んだ幅のある時制です。
下の文は、今だけの希望になっています。
I'll see you tomorrow.
「明日お目にかかります。」(現在の意志を表し、相手に気持ちを伝えます。)
より、
I'll be seeing you tomorrow.
「あすお目にかかることになるでしょう。」(私の意思とは無関係に会う事になるでしょう、となり相手に心理的負担を与えない表現になってます。)
他には、
I'll wait for you.
より、
I'll be waiting for you.が丁寧です。
そのほか、
Once more,please.は、命令文なので目下の人になら可。そうでないなら不可。
I beg your pardon.
Beg your pardon?
Pardon?
Pardon me?
What's your name ?(お前は誰だ)は、初対面では不可。
May I have(ask) your neme? お名前を聞いてよろしいですか?
I want to see you tomorrow.より
I would like to see you tomorrow.
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